自分に合った職業選択についてのヒント
転職をして早くも1カ月半が経とうとしている。
果たして人生初の転職は正解だったのだろうか?
転職しようか悩んでいる人にとって、職業選択の機会においてこういう見方もあるのだな…という参考になればとても嬉しいし、自分の頭の整理のためにもしっかり、この長期休みのタイミングで書いておこうと思う。
転職をして良かったこと
①ガチガチの管理下生活からの自由を得た!
日系大手企業ならでは?かもしれない軍隊に近いような管理下の生活から抜け出せたことは本当に大きい。私の性格には”自由”がつくづくあっている。
・細かな指示に従いながら着実に業務をこなしていくのが好きなタイプなのか?
・指示は大枠で良くて、むしろ自分に自分で指示を課すような主体性を持ちながら、物事を進めていきたいタイプなのか?
前者・後者のどちらのケースが自分の性に合うか?は自分で把握しておいた方が絶対に良いと思う。こういった点は本当に組織次第で実態は様々なはずであり、
自分の力だけでは変えることが出来ない外的要素もある点だ。転職・就職においての企業選びの一つの軸として、この点は重視したほうが良いように感じる。
②専門的スキル(業界問わずに使える知識)を身につけられる業務を出来るようになった!
この点も転職して良かったことである。前職では前職の”業界・会社のプロ”として一生涯を生きていくならば問題はなかったが、自ら資料を作成することもまるで無かった(禁止されていた)為、年々増えていくのは完全にその業界・会社のみでしか使えないような狭い知識が多かった。公共分野とも少し接点がある仕事ではあったものの、汎用性の高い知識・スキルが身に着けられるか否か?でいうと疑問符が残る業務内容であった。
・身につけられるスキル・知識は業界問わず汎用性の高いものか?
という観点から自身の仕事を見つめなおすことも大切かと思う。勿論、汎用性が無くてもその道のプロとしてひたすら道を究めていくならば問題ないとは思う。ただ、そういった強い意思も無いままでただ単に業務に取り組んでいるのみで、いつか自分が本当にやってみたい!挑戦してみたい!と思う対象と出会えたときに、あまりにも汎用スキルが少なかったり、狭い視野で物事を捉えていると危険だと今だからこそ思う。
③在宅勤務が出来るようになった
私にとってこの要素はとても大きい。前職では、形骸化した在宅勤務制度はあったものの、在宅勤務を出来たのは自分が濃厚接触者(しかも業務上の関わりで)になってしまった2週間だけである。
今の時代、自分の身は自分で守ることは当たり前ではあるが、実際問題、会社の制度がどれほど整っているものか?は大切である。会社という組織に属する以上、会社の方針にはある程度従わなければいけない。だからこそ、職業選択の際には
・自分が望む働き方(柔軟性・個人への裁量度合)が出来るか否か?
はよく見極めてほしいと思う。
今回はざっと、転職をしてよかったことを前職との比較という観点を踏まえながら整理してみたが、前職との比較という観点を中心に振り返れば、この転職は正解だったといえる。
しかしながら、そんなことを言っておきながらも、転職前のイメージと入社後の実態が違うこともあるし、人事に騙されたな…と思うことも少しあるのは現状だ。入社前に関わる人事(採用担当)というのは、会社にもよるだろうが、彼らの発言の70%を信じる!くらいがちょうど良いのではないだろうか。基本、都合の良い事しか言わないし、現場の実態を正確に把握しきれていない場合も多いものだ。仕方ない事ではあるが。
全て100%思い通りになる事なんてないし、良くも悪くも、”自分が思い描いていたものそのもの!”なんてことも無い。期待以上の喜びもあれば、期待と違っていてモヤモヤしてしまうこともある。他者と関わりながら、社会の中で生きていくということは、そういうことだと思う。
一喜一憂し過ぎずに、物事を冷静に受け止めて、自分の人生の主導権は自分でしっかり握っていきたいと強く思う。
これからも頑張ろう!
ハッピーになれる方法を知る、ということ。
今日は、最近の私の悠々自適生活のなかで感じたことをまとめてみることにした。
”転職について書く”と前回は最後を締めてしまったが、書きたいことは変わるものだし、このブログは自分にとって気ままに過ごせる場所にしたいのでお題を変えた。
さて
私は最近、丁寧に、時間を味わうように生きられている、と感じることが多い。
朝7:30には家を出て、夜21時過ぎにやっとこさ帰宅。そんな社会人生活を過ごしていた時には感じられなかった、この感覚。時間が流れる速さが心無しかゆったりとしていて、空の色の変化にも気がつける日々。
ペットボトルのお茶ではなくて、ティーポットでその時の気分に合わせてお茶を入れてみたり。市販のお菓子ではなくて、クッキーを焼いてみる。手作りのクッキーはとても素朴な味で、どこか懐かしささえ感じる。
21時過ぎに帰ってからご飯を食べ、シャワーだけ浴びて、疲れのあまり泥のように眠っていた日々が懐かしい。今では、毎日とは言わずとも湯船にしっかり浸かり、一日を振り返りながらマッサージをしてみたり。自分の体を”今日もありがとう”と労り、大切に出来るようになったと思う。
心と時間の余裕があるからこそ、出来る事なのかもしれない。
本当に幸せな、何気ない毎日だ。特に旅行に行ったり、大きなイベントがあるわけではない。それでも、この心の平穏はかけがえのないものだ。これから新しい会社に入り、また忙しくなってしまったとしても、こうした心の安らぐひとときを自分次第で工夫して作り出したい。意識して、作っていくのだ。
自分がハッピーになれる方法を、この休息期間に一つでも多く、見つけてあげたいなと思う。未来の自分の為である。ハッピーになれる方法、要は自分の扱い方をちゃんと知っておけば、これから先、大変な時があってもそんなに怖くないはず。きっと大丈夫。
・部屋をきれいに保ち、居心地よい空間で過ごす(意識しなくても出来るようになった)
・その時の気分のお茶を入れて飲む。おいしいお菓子と共に。
・美味しいごはんを作り、食べる。
・草木に水をたっぷりあげる。
・ピカピカに掃除したお風呂で、好きなアロマを入れながらゆっくり湯船につかる。
・猫達とのスキンシップ。まったりとした時間を楽しむ
・よく寝る
・やってみたい!と思ったことに挑戦する。(最近はドライフラワー&ハーバリウム作成にハマっている)
・読みたい本を読み、見たい映画を見る。たまに、感想をまとめる。
・素敵なインテリアや雑貨を揃えてみる。(選んでいる時間も好き)。軽くDIY
・自分の好きなタイミングで、好きなことをする。好きな人と話す。
・写真を撮って、思い出を残す。
ざっと書き出してみると、無意識にやっているような些細なことが自分の幸せに大きく貢献していることなのだな、と改めて気がつけるので、おすすめ。
いつか疲れてしまうこともあるであろう、未来の私へ。自分がハッピーになれる方法を思い出して、実践してみてね。小さなことだけれども、大きな変化があるかもしれないよ。
2021年6月。人生、再出発!
2021年6月。私の新しい、人生の再スタートの月である。記念すべき、月である。
5月末で会社を辞め、新しい仕事のスタートまでに1カ月の空白期間が出来た。
コロナさえなければ、こんな機会はめったに無いのだから、日本津々浦々の旅に出たかもしれないし、海外に行っていたかもしれないな。
大それたことは出来ないかもしれない。遠くに旅には行けないかもしれない。だけれども、この新しい始まりの月を、充実させるためにまずひとつ新しいミニチャレンジを始めてみることにした。
ーそれが、このブログである。
再出発自体を厳密にいえば新しい仕事が始まる来月かもしれない。
だが、この1カ月は始まりに向けた準備期間として私は位置づけたのだから、もう私にとっては人生再出発が始まっているのだ。
何を書こうかな。全て自由だもの、迷ってしまう。自分の思い、日々感じたことを書いていこうと思う。
まずは転職について書きたい。
人生初めての転職である。大きな、大きな人生のターニングポイント。現状はまだ働いていないため、私のこの選択が正しいのか、間違っているのか?は未だ分からない。ただ、一つだけ言えることがある。
この選択を、正解にしていくのは未来の自分自身なのである。
正解にしていけるように。この決断をした、自分にいつか感謝できるように。たった一度の人生なのだから、思いっきり!生きていこうと思う。
このページは、新しい始まりへの決意表明として、これでおしまい。
次ページから、私が転職活動中に感じたこと、考えたことをまとめていこうと思う。これから転職を考える人、今転職を考えている人、一生懸命色々な葛藤を抱えながらも働いている人達の力に少しでもなれるかもしれない。